2019年5月25日、26日にminneのアトリエ 神戸（現：minne LAB 神戸）にて、minneで大人気の造形作家CHIMNEY（チムニー）さんを講師にお迎えし「夢見る妄想ちゃんブローチを作ろう！」ワークショップを開催しました。

独自の世界観を自由に展開されたCHIMNEYさんが作る作品は、「突風ちゃん」や「おばけちゃん」などのオリジナルキャラクターや、インコやシロクマなどのアニマルなどをモチーフにされており、可愛いだけではなく身につける人の表情をちょっぴり緩めてくれます。

アクセサリーの裏コンセプトは”連れ出せるフィギュア”。世界観たっぷりの作品は目で楽しんで、身に付けて楽しめる完成度の高いアイテムばかり。

今回のワークショプでは、ベースとなる妄想ちゃんの服の色、髪の色をお選びいただき、また、CHIMNEYさんお手製の7種類のオリジナルパーツセットからお好きなセットをひとつ選んで、あなただけの「夢見る妄想ちゃんブローチ」を作りました。

ひとつひとつが手作りのパーツ

当日、会場のテーブルには指先よりも小さなパーツがずらり。どれもひとつひとつCHIMNEYさんのお手製です。

小さなパーツの中には、文字が描かれたものまであり、その細やかな遊び心に参加者のみなさんもびっくり。ワークショップが始まるまでの間、ひとつひとつじっくりと眺められていました。

事前にお選びいただいたパーツセットと合わせながらオプションのパーツを追加し、さらに自分好みの妄想ちゃんにカスタマイズされる方も。

CHIMNEYさんが作られたサンプルの妄想ちゃんたちも、並んでワークショップを見守ります。
何を妄想しているのか、気になりますね…！

さて、いよいよワークショップ開始です。

作業に入る前に、CHIMNEYさんが事前に用意してくださったパーツを袋から出していき、中身を確認します。
完成前の状態を記念に撮影される方も。どんな「妄想ちゃん」が完成するのか、とても楽しみですね。

まずはパーツの配置決め

それぞれのパーツを妄想ちゃんの髪の毛（毛糸）のどの位置につけるのか、CHIMNEYさんが用意してくださったお手製の妄想ちゃんシートの上に置きながら、全体のバランスを見つつ考えます。

パーツの位置が決まれば、その位置に合わせてパーツに付いているテグスを髪の毛（毛糸）に結びつけます。

結び終わったら、結び目に瞬間接着剤を付けてほどけないようにし、結び目から少しはなれた位置をハサミで切ります。

全てのパーツを結び終えたら、いよいよ妄想ちゃんの頭に髪の毛を付けていきます。
左側に一本足したら、次は右側に一本足していきます。全体のバランスを整えながら左右から髪の毛を埋めていきます。

分からないところがあれば、CHIMNEYさんが丁寧に教えてくださいました。
参加者のみなさんもCHIMNEYさんとのお話を楽しみながら作業されており、会場は終始和やかな雰囲気に。

髪の毛をつける前の妄想ちゃんの姿についてのお話もしてくださいました。
CHIMNEYさん「私は見慣れてしまったのでなんとも思わないのですが、友達に見せるといつもびっくりされます（笑）。頭が伸びてて、確かに不思議な光景ですよね。でも、これが妄想ちゃんのおしゃれなヘアスタイルの秘密なんですよ。」

作家さんの作品についてのお話を聞きながら、普段見ることのできない製作の裏側を覗き見ることができるのもワークショップの魅力のひとつですね。

髪の毛をお好みの長さにカット

髪の毛を全て付け終えたら、前髪をお好みの長さに散髪します。
眉毛を出している子や眉毛を隠している子など、前髪で印象もガラッと変わります。

上側の髪の毛も好きな長さにカットしていき、全体の長さを整えます。

イヤリングでおめかし

「妄想ちゃん」の耳にイヤリング(アクリルパール)を接着剤で付けて仕上げていきます。
おしゃれな妄想ちゃんには欠かせないアイテムですね。

妄想ちゃんの小さな耳にパーツを付けるのは難しそうですが、参加者のみなさん上手にピンセットを使って慎重に付けられていました。

さらにパールをレジン液でコーティングしUVランプで固めて補強します。

最後に、裏面にブローチの金具をねじ止めすると、あなた好みの「妄想ちゃん」ブローチの完成です！

ワークショップのあとは、カラフルな背景紙を使ってCHIMNEYさん風に記念撮影。みなさん完成した作品を並べて思い思いに撮影を楽しまれていました。

ご参加いただいたみなさん、CHIMNEYさん、ありがとうございました！

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