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【イベントレポ】「ソウル国際ハンドメイドフェア2019」にてセミナー開催&会場視察しました

こんにちは、minne 作家活動アドバイザーの和田まおです。2019年5月18日、韓国で開催された「ソウル国際ハンドメイドフェア2019」にて、「minneを利用する日本のクリエイターの悩みと解決策」をテーマにセミナーを開催しました。
ソウル国際ハンドメイドフェア2019 公式サイト(韓国語・英語のみ)

minneとしての海外でのセミナー開催は、昨年台湾で開催された「POP UP ASIA」にてminne創造主・阿部が登壇して以来2度目となります。
今回の会場は、ソウル市内「東大門デザインプラザ」。非常にスタイリッシュで素晴らしいイベント会場です。

街中に現れる巨大建造物。

この奥に入口があります。

建物と屋外が緩やかにつながる広場があり、圧巻でした。画面右側中ほどにチラリと映る黄色い物体はピアノで、休憩中の方々が自由に演奏していました。

今回の講座は、「ソウル国際ハンドメイドフェア2019」のイベント主催者の方々が、先の「minneのハンドメイドマーケット2019」に視察にお越しくださったことがきっかけで実現しました。イベント会場で先行販売していたminne公式本「minneが教える 売れるきほん帖」をご購入くださり「韓国の作家さんにとっても本の内容は興味深い!」と嬉しい感想をいただき、今回の講座もその内容に沿ったお話となりました。当日は20名ほどの参加者の皆様を前に、日本のハンドメイド市場に関する動向等を踏まえつつ、お話ししました。

セミナーでは、日本語→韓国語への同時通訳が入り、参加者の皆さんはイヤフォンが配布されました。会場後方には遮音ブースが設けられ、小部屋の中にプロの通訳さんが2名入られていました。余談ですが、同時通訳は非常に集中力を要するので、20分毎に交代するために2人組で行うとのことでした。

今回は60分間の講義と30分間の質疑応答を行いました。
「売れない」に陥ってしまう6つの要因(作家像、目標設定、価格、ページづくり、写真、ファンづくり)についての解説を中心にお話しましたが、「100人に1人、気に入ってくださる方に向けて情報発信をしましょう」という解説では、皆さん大きくうなづきながら真剣に聞き入ってくださいました。参加者の方々は価格設定に悩まれている方が非常に多く、日本の作家さんと悩むポイントは共通だということを肌で感じることができました。

セミナー後は、「ソウル国際ハンドメイドフェア」の会場を見学しました。

多くのお客さまで賑わう会場内は、天井が高く、壁も床も真っ白でとても明るく開放的な空間でした。こんな素敵なイベント会場があるソウルは本当に魅力的に感じました。

3m×2m程の大きなブースや、2m幅で奥行きのないコンパクトなブースが並んでいましたが、どのブースにも壁面が付いています。シンプルでデザイン性の高い装飾を行っているブースが大多数でした。出展者は韓国の作家さんに加え、アジア全域からの出展もありました。

こちらのブースでは壁面装飾を工夫し、かなりの物量が展示されていました。

パーティー用のヘアアクセサリーや関連アイテムが並ぶブースはとても人気を集めていました。風呂敷の結び方も素敵です。

シルクスクリーン作品のブースでは版がそのまま看板になっており、とても目を惹きました。

ディスプレイ兼在庫の収納としてロゴ入りのピンクのプラスチックボックスを活用。撮影スポットとしても人気でした。

ラオスの織物に吸い寄せられ、この後購入しました。

昨年minneが台湾で出展したPOP UP ASIAのブースもありました!いつもお世話になっているエグゼクティブプロデューサー Tingさんと。「『売れるきほん帖』は、台湾でも読みたい方がたくさんいるはず」と嬉しい感想をいただきました。

最後に、ソウル国際ハンドメイドフェアの運営者の皆さん、同行した神戸のアドバイザーの二木と記念撮影。韓国のハンドメイド作品は大変魅力的で、どの作家さんも日本でも大人気になりそうな印象を受けました。作り手の方々が、自分の思い描く活動を継続できるよう、今後もminneは支援活動を続けていきたい、と改めて体感する日となりました。
ソウル国際ハンドメイドフェアの皆様、大変貴重な機会をありがとうございました!
`서울 국제 핸드 메이드 페어2019` 운영의 여러분, 감사합니다!

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