タイトル_学習帖_にきさん_1

撮影の基本[1] 自然光を味方にする(#minne学習帖)

こんにちは、minne 作家活動アドバイザーの二木なおです。

作品撮影の基本をマスターしよう

インターネットでの販売は、写真がとても重要です。
いつかそのうち……と先延ばしになってしまいがちな作品撮影ですが、この機会にぜひ基本のポイントをマスターしましょう!

今回は「撮影の基本(1)自然光を味方にする」をお届けします。

目次

・自然光で撮影する
・直射日光と日陰を使いわける
・光の向きの考える
・レフ板はマストアイテム!

自然光で撮影する

お天気が良い日の午前中、自然光でレフ板を使って撮影しましょう。
(レフ板については、記事の後半で詳しくご紹介します)

どうして自然光?
太陽の光は、電気(照明)に比べて柔らかい(優しい)光で撮影できるため、ハンドメイド作品の撮影にぴったり。自然光なら撮影用の照明機材を準備する手間やコストをかけることなく、ご自宅でもステキな写真が撮影できるのでおすすめです。

△ 電気
電気をつけたまま撮影すると、カメラを構えたときの手の影がはいってしまうことがしばしば。また、電気によっては青味がかったり、黄味がかってしまい写真の色味が偏ることがあるので注意しましょう。

△自然光
自然光だけでは明るさが足りず、作品の影が気になり全体的に暗い印象に。

○自然光&レフ板
自然の色味で明るくキレイ。


どうして午前中?
午前中は太陽光の色味の偏りが少なく、明るく柔らかい光で写真を撮影することができます。

午後は太陽光が黄味がかっているので写真の色味が偏ってしまったり、また、太陽の位置が低いので影が長く伸びた写真になってしまいます。お天気や季節によって差はありますが、遅くとも15時ごろまでに撮影を終えるようにしましょう。

撮影に最適な時間帯は、お部屋の方角や窓の大きさによって異なるので、お天気が良い日の午前中、自然光で一番明るい場所に撮影キットを設置し、8時、10時、12時、14時に撮影してみましょう。明るくキレイに撮影できる時間帯が把握できると、作品づくりと撮影のスケジュールが立てやすくなるのでおすすめです。

直射日光と日陰を使いわける

直射日光と日陰、どちらがいい?
直射日光での撮影は、色飛びしやすく影が強く出てしまうので注意が必要ですが、ドラマチックな写真を撮影することができます。

日陰での撮影は、自然な色味で柔らかい雰囲気の写真を撮影することができます。

通年で考えると日陰での撮影がおすすめですが、その日の天気や作品の雰囲気に合わせてどちらが良いのか試してみましょう。
直射日光が強い時は、薄手のカーテンなどで遮光し、少し日差しを和らげると撮影がしやすくなるのでおすすめです。

アトリエでは、100円ショップで見つけたシャワーカーテン(薄手のビニール素材)を使用しています。

直射日光での撮影は、下記の点に注意しましょう。

直射日光での撮影の注意点
・影がくっきり強調される
・作品の色が白とびしやすい
・カメラによっては全体が霞(かすみ)がかったような写真になる
・通年で考えると同じような写真の撮影が難しい

ガラスやアクリル、レジンなど透明な素材は、直射日光で撮影すると光が透過したり反射している様子や影が落ちることで質感が伝わり、作品が魅力的に見せることができます。
作品の素材や雰囲気に合わせて、直射日光の撮影もぜひ取り入れてみてくださいね。

ガラスなど反射する作品の撮影の注意点
・反射や映り込みが少ない角度を見つける
・撮影時の洋服の色に注意(色柄ものは避ける)

ガラスや樹脂、鏡など反射する作品を撮影する際は、写真の隅々まで確認し、人影や室内の様子など『生活感』があるものが写り込んでしまっていないか確認しましょう。

光の向きを考える

作品の見え方は、光の向きによって随分変わります。光がどこからはいって、影がどこに落ちているのか、作品の雰囲気に合った光の向きを考えてみましょう。

光の向き
・順光
・サイド光
・斜光
・半逆光
・逆光

撮影に慣れるまでは、明るくて立体感がある写真が撮りやすい「斜光」がおすすめです。

「順光」でも明るくキレイに撮れるのですが、作品の正面から光がはいるため写真に影がないことで立体感に欠けてしまったり、作品を正面から撮影する際に、自分の影で暗くなってしまうので注意しましょう。

アンティーク調やシックな作品、また食べ物や器などの作品は、落ち着いた雰囲気や食卓のような臨場感がある写真が撮れる「サイド光・半逆光・逆光」もおすすめです。
撮影に慣れてきたら、作品に合わせてさまざまな光の向きに挑戦してみてくださいね。

作品に角度をつけて撮影する場合は、作品の正面が光に背を向けていると暗い印象になってしまうので、作品の正面は光が入るほうに向けて撮影するようにしましょう。

また、作品を上から撮る際に、手元の影が作品に落ちてしまう場合は、自分の立つ位置や机の角度を少し変えてみましょう。

立つ位置や机の角度を少し変えることで手元の影が落ちなくなり、撮影がしやすくなります。

レフ板はマストアイテム!

自然光と合わせてレフ板を上手に活用しましょう。

レフ板とは?
光を反射させて作品とその空間を明るくする効果があります。

アトリエでは、A3サイズ(297mm×420mm)ほどのダンボール2枚を見開きになるように貼り合わせ、白画用紙や100円ショップで買ったアルミの保冷保温シート(保冷バッグなどに使われる素材)を貼り付けて使用しています。

白と銀色、どちらがいい?
白いレフ板は、反射が柔らかく、明るく優しい雰囲気の写真が撮影できます。
銀色のレフ板は、反射が強く、明るい写真が撮影できます。

白も銀色もどちらもおすすめですが、淡い色合いの作品は、銀色のレフ板を使用すると少し色味が沈んでしまったり、白いコットンパールを使用した作品などは、白いレフ板と比べてキリッとした印象に見えるので、どちらが作品に合っているのか撮影前に試してみましょう。

レフ板の位置について
レフ板を置く位置によって明るさや作品の見え方が変わるので、作品が明るくキレイに見える位置や角度を探してみましょう。

レフ板は、お天気の日はもちろん、曇りや雨の日にも大活躍。
明るさが足りないときはレフ板を大きくしたり、1枚ではなく2〜3枚を組み合わせてみましょう。

洋服や大きい作品を撮影する際も同様に、大きい保冷保温シートや白い布をハンガーなどに吊るしてレフ板として使用しましょう。

撮影の注意ポイントや100円ショップで揃う便利な撮影グッズなど、こちらの記事でもご紹介していますのでぜひ合わせてご覧ください。

▼作品の魅力が伝わる写真の撮り方
https://note.minne.com/n/n53aa759e637a

▼100円ショップで揃う便利な撮影グッズ
https://note.minne.com/n/n57f421c5a4b0

本日のまとめ

(1)お天気が良い日の午前中に自然光で撮影しよう
(2)作品の雰囲気や素材に合わせて直射日光と日陰で撮影しよう
(3)撮影に慣れるまでは、斜光がおすすめ
(4)レフ板はマストアイテム、白と銀色があればベスト

基本のポイントをふまえて撮影することで上達も早くなります。
苦手と思われがちな作品撮影のお悩みごとにひとつでもお役立ていただければうれしいです。みなさんの撮影が少しでも楽しくなりますように。

よろしければ感想やリクエストをこちらからお聞かせください。

次回は、「撮影の基本(2)高いカメラの方がいい?」についてお届けする予定です。

【 撮影の基本 】
はじめまして、作家活動アドバイザー二木なおです
⒉ 撮影の基本(1)自然光を味方にする(この記事)
撮影の基本(2)高いカメラの方がいい?
撮影の基本(3)構図について



この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

サポートいただいた際には、全国3拠点にある作家交流スペース「minne LAB」で使える撮影小道具を充実させたいと思います!撮影スペースや相談窓口として、ぜひご予約もお待ちしています。

Mahalo♪
156

minne(ミンネ)

ハンドメイド作品を「買いたい人」と「売りたい人」をつなぐサービスです。WEBブラウザ、iOSアプリ、Androidアプリをご利用いただけます。https://minne.com/

minne学習帖

ハンドメイド作家さん向けの読みものをminneスタッフがお届けします。感想やリクエストはこちらから▶https://goo.gl/forms/pRQyT3mbCxSi4K4G3
6つ のマガジンに含まれています