【イベントレポ】minneトークイベント&作家さん交流会 in 福岡を開催しました

5/24(金)にGMOペパボ福岡オフィスで「minneトークイベント&交流会」を開催しました。福岡ではこれまで様々なイベントを行なってきましたが、トークイベントは初めての開催でした。

トークゲストには、福岡県在住で『ハンドメイドアワード2018』 において、ゲスト審査員賞(鈴木修司賞)を受賞された作家のgravo(グラボー) さんをお招きし、これまでのあゆみや、ものづくりへの想いをお話しいただきました。
今回はトークイベントで印象に残った内容を中心にレポートいたします。

gravoさんプロフィール
minneで活動を始めて1年ほど。
アートやデザインをもっと身近に感じられることで、みなさまの日常に「Bravo!(ブラボー)」をお届けするというコンセプトから生まれたアトリエ。アートポスターやデザイングッズなどを制作している。
minneのギャラリーページ

いいと思ったものをつくる

gravoさんはアイデアや企画を立案するプランナーと、アイデアをかたちにするアートディレクター兼デザイナーのお二人で制作されています。

一緒に制作する上で、作りたい作品の方向性やこだわりが違ったりすることもあるのかな?と思いきや、gravoさんの場合はコンセプトがはっきりしているので、作りたいものが違うことはまずないとのこと。

「役割が分かれていることでデザインなら客観的な意見が聞けたり、こういう依頼をいただいたけどどうする?とか、自分が悩んでいるところをすぐに解決できるのでやりやすいです」とgravoさん。
役割が分かれていることで自分の役割だけに専念することができ、相談しやすいという利点がありますね。

またgravoさんが作品をつくる決め手として、「企画の段階で2人がいいと思ったものしか作らない」と語った言葉も印象的でした。

いいと思ったものをつくる』は簡単そうに聞こえますが、実はこれが一番難しいことだったりします。
その答えに辿り着くためには、gravoさんのこれまでの数々のチャレンジと失敗の経験、研ぎ澄まされた感性によって成り立つこと。
『2人がいいと思ったものしか作らない』は、それぞれが自分の意見を持ち、ブレない意志を持ったgravoさんの芯の強さを感じます。

自分の経験が誰かの生活を豊かにする

ハンドメイドアワード2018で受賞された「アレルギーバッジ」の誕生秘話についてお聞きしました。

「実は息子が乳児の時にアレルギーを発症して、とても苦労した経験から生まれました。 食べ物にはものすごく気を使いました。母乳だったので私も食事制限をしましたし、息子が食事を食べるようになってからは、一つ一つ食品パッケージの裏を見て買う、外食では店員さんに説明したりアレルギー表をもらったりして確認して注文するなど、常に気を張って生活していましたね。 一度アナフィラキシーを起こして、とても苦しい思いをさせてしまったので、二度と経験させまいと必死でした。 就園前は親がそばにいることが多いので気をつけてあげられるんですが、成長とともに入園や入学などで親の目が届かなくなることが多くなります。そんな時に着けさせたいな、とその時からアイデアはありました。 苦労したからこそ、今もアレルギーで苦労されている方の気持ちがわかるし、この経験を誰かの役に立てることができたら、という気持ちで提案しました。 なので最初はお子さま向けに販売を始めました」とgravoさん。

自ら経験したことを誰かの生活に役立てることができたら…

自ら経験したことを作品に生かし、制作し、提案する。
自分が作った作品が誰かの生活を明るく彩ったり、誰かの生活の役に立てることができるかもしれません。
ものをつくり出す作家さんには、誰もが誰かの生活をより豊かに楽しくすることができる。ものづくりにはそういった可能性があると思います。

思っていることは口に出して言葉にする

ハンドメイドアワードで受賞した作品「ALEERGY BADGE アレルギーバッジ」と、そのキーホルダー版である「ALEERGY KEYRING アレルギーキーリング」が2019年4月下旬より、セレクトショップBEAMSが展開する「BEAMS JAPAN」の店舗とオンラインショップにて販売されました。
商品化として進めるために東京へ打ち合わせに行かれたそうですが、実はそのきっかけは今年1月に一旦クローズしたアトリエ福岡(現:minne LAB 福岡)のクロージングパーティーだったそう。

「アワードの授賞式に参加できなかったので、アトリエ福岡のクロージングパーティーで受賞のお礼を言いたくて伺ったんです。
そこでminneの作家活動アドバイザーの和田さんに『BEAMS JAPANの鈴木さんにお会いにならないんですか?』と聞かれたんです。実は受賞後、minneさん経由で鈴木さんにお礼のメールをお送りしていたんですが、そのあとはどうしよう?という状態だったので、『お会いしたいです!』と即答しました。そして、隣にいらっしゃった阿部さん(minne事業部/創造主)に取り次いでいただくことになりました。会いたいって言ったら会えるんだなと驚きました。ただ、とてもお忙しい方なので、簡単にはアポが取れませんでした。たまたま別件で東京に伺う用事ができたので、そのタイミングでご挨拶に伺いました」とgravoさん。

もともと商品化に関しては進展する可能性は低いと聞いていたそうですが、それでもご挨拶だけはきちんとしておきたいとのことで、鈴木さんにお会いすることになりました。

実際に鈴木さんとお会いすると、すごく気さくな方で話も弾み、一か八かで「BEAMSさんにおいていただけませんか?」とお願いすると、ありがたいことにその場で快諾いただいたとのこと!

「今回のことで学んだのは、思っていることは口に出した方がいいんだなということでした」とgravoさん。
自分の可能性を信じて、やりたいことは口に出して言葉にした方がいいと、今回の体験談を交えてアドバイスをいただきました。

これからのこと

最後に、これからのこと、挑戦したいことをうかがいました。

「アレルギーバッジについては、もっと世の中の方に知っていただけるような活動をしていきたいです。今まではアレルギーで苦労している方に届けたくて、という目的が大きかったのですが、お客さまから『このバッジをパッと見ただけで他の人がその意味をわかってくれる世の中になっていってほしい』という切実なメッセージをいただいたんです。何名もの方にです。本当にそうだなと思いました。このバッジの認知度を上げることが、選んでくださったお客さまのためになるんだなと。
また、アレルギーバッジは限られた方にしか使っていただけない作品なので、今度はいろんな方に手に取っていただけるデザイン雑貨などの新しい作品も展開していけたらと思っています」とgravoさん。

ひとりでも多くの方に手に取っていただき、アレルギーバッジの意味が世の中に浸透していくといいですね。
gravoさんのチャレンジはこれからも続いていきます!
今後の新しい作品展開もとても楽しみです。

作家さん交流会

ここからは、トークイベントの後に行われた作家さん交流会の様子をご紹介します。

今回は20名の作家さんにお集まりいただき、作家さんにはそれぞれ作品を持ってきていただきテーブルへ並べました。

はじめてお会いする作家さんとも、ちょっぴり緊張しながらも名刺交換をしたり、気になる作品を手に取って作品を見ながら作品のこだわりや制作秘話などをお話ししたりと、和やかな雰囲気で交流会が進みました。

自分だけが悩んでいると思っていたことが、意外にも他の作家さんも同じことで悩んでいたり、また作家さん同士で
「ここはこうすればいいよ!」
「私はこうやってやったよ」
など、知識を共有し合って解決の糸口が見つかったり、さらに前進することができたとの声も多くいただきました。

gravoさんのお話にもあったように、『やりたいこと、こうなりたい!といった思いを声に出して言葉にする』を意識して今後の作家活動に励んでくださいね。

最後はみなさんと記念撮影をしてイベントは終了です。
ご参加いただた皆さま、誠にありがとうございました!

私たちスタッフも新たな発見や、みなさんから多くの学びを得ることができ、楽しい時間を過ごすことができました。
今回だけでなく、この交流会が「次の行動につなげる」きっかけとなり、これからも作家さん同士の交流を続けていただけると嬉しいです。
今後も福岡でみなさまにお会いできる日を楽しみにしています。

今後のminneのイベントに関するお知らせは、以下よりご覧ください。

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