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あなたは「何をつくる」作家になりたいですか?(#minne学習帖)

こんにちは、minneの作家活動アドバイザー 和田まおです。
今回は、「何を売るか決められない」という作家さんにむけてお届けします。

1.はじめに
2.あなたは「何をつくる」作家になりたいですか?(この記事)
3.あなたは「どのくらい売る」作家になりたいですか?

「ハンドメイド作家」といっても、minneの利用実態はさまざまです。minneでは、「オリジナルデザインであること」が販売の条件です。(※1)
ご自身で描いたイラストのマスキングテープ、スマートフォンケースなどの印刷アイテムや、オリジナルの原型を元に専門の職人さんに制作してもらったコスチュームジュエリー、パターンを元に縫製工場で仕立ててもらったバッグなどもminneでは販売可能です。作家さん本人の手で制作している作品に限りません。

作品の多様性に加えて、作家さんが望む活動内容も様々です。
月に数百万円を売り上げる方もいれば、
数か月に一度、数点の作品を販売する方もいます。
販売は行わず、「展示のみ」の設定でminneに作品写真を掲載し、ポートフォリオ代わりに利用されている方もいます。

(※1)素材カテゴリのみ、既製品の販売が可能です。

何を売ろうか迷ったら

初心者の方から多く寄せられるお悩みは、
「つくることが大好きで、いろんなジャンルの作品を作っていて、どれを売ればいいのかわからない」
という内容です。

売り方のビジネス本には「作品ジャンルを絞ったほうが売りやすい」と書かれています。ここでの「売りやすさ」とは、「宣伝活動のしやすさ」を指しています。

例えば、
・クラッチバッグ
・布花のモチーフのついたヘアゴム
・花柄のスマートフォンケース

を作っている作家さんが居るとします。
作りたいアイテムのアイデアが湧く度に、作品の種類を増やしてきました。

ここで、こんな悩みに直面します。
「私はクラッチバッグ専門の作家になったほうがいいのか」
「それとも、何が売れるかわからないから、このまま色々作り続けたほうがいいのか」
どちらが正解、ということはありません。
どちらの方法でも、作家として成り立っている方はたくさんいます。

仮定1:クラッチバッグ専門作家になるケース

特定のアイテムに絞って制作活動をする場合、売り方を考える際に作戦を立てやすい、というメリットがあります。

ビジネス目線で、「クラッチバッグを作っている作家が少なく、●●な雰囲気の20代後半女性をターゲットに、この市場でシェアを●%獲得すれば勝算がある!」といった作戦を立て、目標に向かって生産数を増やし販売していく…という方法もあります。

ですが、「売れるかどうかわからないのに…」という不安感が先立ってしまい、マーケティング戦略が立てられなかったりペルソナ像をしっかり打ち出せないと「全く売れない」ということにもなりかねません。

そもそもの話ですが、「これまで作ってきたアイテムの中でクラッチバッグを作ることが一番すきかどうか」という疑問があります。
実は、クラッチバッグにはあまりこだわりがなく、なんとなく作ったことがあるから・・・という動機の場合は、作っていくうちに飽きてしまうケースがあります。クラッチバッグにはさほどこだわりはなく、実はポイントとしてあしらっている刺繍に思い入れがあった、というケースもあります。

初心者作家さんの場合は、「つくっていて一番たのしいアイテム・技法を選ぶ」という選択方法も良いかとおもいます。

仮定2:様々なアイテムを制作するケース

「気の向くままにハンドメイドを続けてきたので、アイテムがどんどん増えてしまう。このまま売っても大丈夫か」というご相談も多いです。

確かに、「気の向くままにつくったもの」をただギャラリーに並べるだけでは、それぞれの作品の良さが伝わりづらく、購入者からは「何でも屋さん」に見えてしまい、購入意欲が沸かないケースがあります。

ここで、鍵となるのが「どんな購入者に買ってほしいか」という点です。

・クラッチバッグ
・布花のモチーフのついたヘアゴム
・花柄のスマートフォンケース

この3つのアイテムを持っている芸能人やご自身のお友達など、似合いそうな人物を想像してみてください。架空の人でもOKです。
この時に、『布花のヘアゴムを使ったまとめ髪の女性が、クラッチバッグを持っている。左手にもったスマホには花柄のケースがかかっていて、女性の雰囲気に合っていてとてもかわいい。』
といった感じで、3つのアイテムを一人のお客様が使うシーンを想像してみましょう。

様々なジャンルの作品を作っていても、それを購入してくださるお客様の人物像を想像したときに、それが「1人」で完結しそうであれば、特定の趣味趣向のお客様に向けた宣伝活動に注力することができるので、一つのブランドとして確立しやすい、と考えられます。

「1人」の人物像では完結しない場合は?

クラッチバッグ、ヘアゴム、スマートフォンケースのテイストがバラバラの場合、一つのブランドとして販売するには、いろんなタイプの方に向けた宣伝をしなければなりません。

minneは、一人の作家さんが複数のギャラリーを登録いただくことは可能です。その場合は、アカウント毎に別々のメールアドレスでご登録ください。
アイテムによって、ギャラリーを分けて販売している方もいますが、初心者作家さんの場合は、最初は一つのギャラリー内で展開する形をお勧めしています。

20代後半女性向けのクラッチバッグと、子供向けのヘアゴムが一つのギャラリーに共存していたとして、それぞれにお客様がついていて順調に販売できていれば、特にギャラリーを分ける必要もありません。作家さんご自身が売上金額に納得できていれば、そのままで良いのです。

目安としては、月の売上目標が5万円くらいであれば、一つのギャラリーで良いと思います。
月5万円の売上を達成して、「もっと売りたい!」という考えになった場合は、「クラッチバッグ」と「ヘアゴム」それぞれギャラリーを分けて、SNSも活用する場合は宣伝用アカウントも分けて取得し、より一層お客様との密なコミュニケーションを図る・・・という方針転換も良いとおもいます。

本日のまとめ

(1)何を売ろうか迷ったら、未来のお客様について考えてみよう
2)一つのジャンルに絞っても、絞らなくても大丈夫
3) 売上が伸びてきたら「売り方」を考えなおすのもあり

あわせて、「あなたは『どのくらい売る』作家になりたいですか?」もぜひご覧ください。


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