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登録できる作品写真が20枚にアップ!掲載例を紹介します

こんにちは、minneの作家活動アドバイザー 和田まおです。
minneではこれまで、1作品あたりの写真の登録枚数は5枚が上限でしたが、2020年7月より上限を20枚に拡張いたしました。
今回は、「上限を増やした理由」と「写真をフル活用して作品の情報をもっと伝えるための事例」をご紹介します。

写真を20枚まで登録できるようにした理由

minneは現在67万を超える作家・ブランドによって1,000万点以上の作品が販売・展示されている、国内最大のハンドメイドマーケットです。サービス開始から8年余りが経過し、販売されている作家・ブランドの販売形態や売上規模は年々幅広くなっています。

かねてから作家さんより「5枚では伝えたい情報が伝えきれない」「もっと作品の良さを伝えたい」といった声をきいていました。また、minneでお買い物利用された方のアンケートでは、作品のサイズや素材、クオリティ等「イメージするものとギャップが無いか不安」といった声が集まっていました。

こうした作品の魅力や情報をネットで伝える手段として、"写真" はとても重要です。
実際に写真の枚数が多いほど選ばれる確率が上がることは、過去の記事でもご紹介しています。

今回、情報を伝える手段としてさらに写真をご活用いただけるよう、登録枚数を大きく増やしました。ただ実際のところ、増えた枠の数だけどんな写真を設定すればいいのか迷う方もいらっしゃると思います。参考いただけるよう、minneで販売されている作品を元に3つの例をご紹介します。

例1 利便性を伝える:バッグの場合

カバン作家のPUPU LAUKKUさんを例に見ていきます。
本革のお財布ポシェット」に掲載されている写真は、以下の5枚でした。掲載しきれない写真は、複数カットを1枚の画像にまとめるなど、工夫されていました。

それぞれの写真の目的を解説すると、以下の通りです。
・1枚目…身に着けた雰囲気がわかる写真(斜め掛け)
・2枚目…ショルダーの長さを変えた写真(肩掛け)
・3枚目…バッグの容量を伝える写真
・4枚目…大きさ、裏面、バッグの仕切り、構造等を説明
・5枚目…革の素材感、特徴、個体差を説明

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今回PUPU LAUKKUさんにご協力いただき「20枚の写真を最大限活用するとしたら、どういったカットやコメントを追加するか」というお題で、実際に考えていただきました。
写真の掲載順に【1】~【20】までご紹介します。

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【01】本革のお財布ポシェット shibo black。オイルをふんだんに含んだイタリア産の牛革は、経年変化も楽しめます。こちらは本体ブラック×肩紐ブラックのall blackタイプです。

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【02】斜め掛けのポシェットとしてだけでなく、肩紐を2重にすることで肩掛けショルダーに変化。シチュエーションに合わせて2Wayでご使用いただけます。

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【03】サイズは約タテ130×ヨコ200×マチ45mmととてもコンパクト。一般的な母子手帳やパスポートも入るサイズなので、ご旅行のお供にも便利です。

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【04】お財布機能はもちろん、スマホや鍵、ハンカチやティッシュなど、お出かけに必須のものを収納可能。コレ1つで身軽にお出かけできます。

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【05】2室に分かれたポシェットの前方がお財布、後方がキーチェーン付きの小物スペースになっています。内ポケットは高さが15cm以下のスマートフォンが入るサイズ感です。

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【06】お財布部分にはこんな仕切りが入っています。仕切りを取り出すことで、普通のポシェットとしてもご使用いただけます。

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【07】お財布部分の仕切りはバングラデシュ産の牛ヌメ革を使用。革全体に革用のコート剤を塗布してから縫製することで、防汚・防水効果をアップさせています。

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【08】仕切りの使い方。1→カードを2ヵ所タテにザクザクと。2→小銭入れは出し入れしやすいよう浅い作りになっています。3→お札にピッタリの深さです。4→領収書などを入れるスペースとして。

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【09】裏側にもポケットが1つ付いています。こちらは厚みのないチケットや切符、駐車券などをサッと入れておくのに便利です。

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【10】お財布部分のファスナーは、なめらかに開閉できるYKKエクセラを採用。ブランドロゴは1つ1つ箔押しで仕上げています。

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【11】シボ(凹凸)のある革は、イタリア、Conceria 800(コンツェリア オットチェント)社のVACCHETTA 800。ベジタブルタンニン鞣しで、本革ならではの経年変化をお楽しみいただけます。

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【12】革の部位により、このような筋(トラと呼びます)が入っています。なるべく革の表情を合わせて裁断しておりますが、天然の革のため部位により違いがあることをご理解いただけますと幸いです。

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【13】革の裏側(床面)にはシワやヒビのような血筋が入っています。血筋の多い、少ないは個体差になります。ここから割れたり切れたりすることはございませんので、安心してご使用下さい。

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【14】1枚の革の裏側に1ヵ所、Conceria 800社のスタンプが入っています。裁断する際、このスタンプ部分が入る場合がございます。

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【15】肩紐は国産の昭南多脂ベンズを使用。コシが強くもっちりした革質は、力のかかるショルダーベルトにピッタリ。裏面、コバ(革の側面)はなめらかになるよう磨いて仕上げています。

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【16】バックルは真鍮製の1本ピンバックル。昔のアメリカのメールバッグなどに使われていたバックルで、コンウェイバックルとも呼ばれています。長さは7段階で調節可能です。

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【17】肩紐もブラックのall blackタイプなら、入園式や入学式、卒園式や卒業式などのオケージョンシーンにもマッチ。

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【18】肩紐を2重にして肩掛けにすることで、よりシックな印象に。普段使いはもちろん、あらたまった席へのお出かけにもご活用いただけます。

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【19】専用の小箱に入れてお届けいたします。ラッピングご希望の場合、こちらに色紙とリボンをおかけしております。

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【20】左下から、黒、茶、紺。お洋服やお好みに合わせて、お好きなカラーをどうぞ! 

いかがでしたか?

・着用写真
・バッグ内部の機能性を説明
・革の特徴を説明
・利用シーンの提案
・パッケージ紹介
・色違いの紹介
これらの写真+コメントで、情報量がかなり増えたことがお分かりいただけたかと思います。

例2 ファッション性を伝える:ヘアアクセサリーの場合

次に、咲き編みアーティスト chikoさんを例に見ていきます。
スモーキー 彩る咲き編みシュシュ」は、着用画像をメインに5枚の写真が掲載されています。これに15枚の写真を追加でご用意いただきました。

以下の写真の掲載順序は、
左上(1枚目)→右上(2枚目)
左下(3枚目)→右下(4枚目)…の順で想定しています。

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・ヘアスタイル別着用写真(ポニーテール、一つ結び、おだんごヘア)
・手首に付けた写真
・スタイリング時のコマ撮り
・細部を写した物撮り
・配送時のパッケージ紹介
chikoさんの場合は、ヘアスタイルや屋外・屋内のシーンに合わせて様々な雰囲気のお洋服をコーディネートされています。

例3 インテリアとしての存在感を伝える:置物の場合

最後に、個人的に所有している作品で、私自身が画像を20枚撮影してみました。人形&雑貨をつくる高水佳乃さんの作品です。


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・飾っている様子
・前後左右の写真
・ディティールのアップ写真(頭部、お顔、足、ボール、襟など)
・手を添えて大きさを伝える写真
・他の作品との比較

撮影前には、あらかじめどんな写真を撮るかリストを作成しました。

この作品は、粘土で造形し手描きで着色されているので、手作業ならではの雰囲気やパールやラメが入った絵具の雰囲気が伝わるよう、細かい部分を大きく写した写真をたくさん撮影しました。

また、「どこに飾ろうかな?」と想像力を膨らませてもらえたら…という想いで、デスクの横や飾り棚など複数の場所で実際に飾って撮影しました。「一番キュンとくる雰囲気で撮れたな!」と感じた写真を1枚目の写真に選んでいます。

129枚

ちなみに、この20枚の為に撮影した写真は129枚でした。この中から厳選し、トリミングや色の補正を行い掲載しています。

「必ず20枚登録しなければならない」といったことではありませんので、まずは、これまで掲載を諦めていた写真を追加したり、「足りない情報を加える」ところから始めてみてください。作品数が多く、どこから手を付ければよいか途方に暮れる…という場合は「今いちばんオススメしたい作品」に絞って写真を追加するなど、優先順位を付けて少しずつ取り組んでみてください。

私自身も、この記事を書くために久々に撮影にチャレンジしましたが、画像を20枚用意するのはとても手間暇のかかる作業でした。
しかし、仕上がった写真たちは、これまでの5枚の写真に比べると圧倒的な情報量です。ぜひ今回の記事を参考に、お客様に喜ばれる情報の追加を検討いただけたらと思っております。

◆作品登録・編集はこちら

https://minne.com/account/products
(minneの会員ページにログインします)

◆ご注意事項

・登録できる写真の形式は、jpg、gif、pngで、ファイルサイズが8MB以下の画像です。
・1辺が1,280px以上の「正方形」の画像を登録していただくと、表示されるときにトリミングや拡大もされず、綺麗に表示されます。

◆機能に関するお問い合わせ

minneに関するご不明な点やご要望などございましたらお問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。

まとめ

(1)情報量は多いほうがいい
(2)写真で何を伝えるか目的を整理する
(3)一気に写真を増やすのは大変。「いまイチオシの作品5点」を決めて、その作品から順番に枚数を増やす、など計画をたててみる

1ハンドメイドファンとしては「大好きな作品の写真は何枚載っていてもうれしいし、いつまでも眺めていたいなあ…」という気持ちです。この機会にぜひ「世界一素敵な自分の作品を届ける」ことにお役立ていただけたらと思います。

minne LABのTwitter公式アカウントでも、作品写真の活用事例をご紹介しています。こちらもぜひご覧ください。

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