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【イベントレポ】奄美市で「島からハンドメイド作品を売る!minneハンドメイド講座」を開催しました

こんにちは。minneスタッフのゆうです。

9月に鹿児島県は奄美市にて、ハンドメイド講座を3日間にわたり開催しました。

奄美市ではフリーランスの育成やフリーランスの移住を目的とした「フリーランスがもっとも働きやすい島化計画」というお取り組みをされています。
そのお取り組みの一つとして、ネットを使ってハンドメイド作品を販売したい方に向けたminneのセミナーを株式会社しーまさん主催のもと開催しました。

今回は、作家活動アドバイザーの二木が講師をつとめ、これからネット販売を始めたい方を対象とした「初級講座」と、現在minneで活動中の作家さんを対象に今よりさらに売上アップを目指すための写真に特化した「上級・写真講座」、リボンや包装資材を用いて作品のラッピングについてアイデアを出し合う交流会などさまざまな講座を開催しました。

盛りだくさんだった3日間の講座を、ぎゅっとまとめてレポートします。
どうぞ最後までご覧くださいね。

作家さん交流会&ラッピング講座

初日は、作家さん同士の交流も楽しみながら、穏やかな雰囲気の中で始まりました。

アドバイザーの二木から1年のなかでギフトの需要が高まる時期についてお話したり、実際にminneで販売されているさまざまな作品のラッピング参考例をご紹介しました。

アイディアは無限大

パッケージがかわいいと、作品の魅力もさらにアップしますよね。
ただしラッピングは、ほんの一工夫でOKなんです。
もっと華やかにしたいという気持ちから、どんどんプラスしていって・・・となりやすいですが、シンプルで大丈夫。
開けたときに「わ~!」となるような、ちょっとした感動を届けられるかどうか。
そんな気持ちが大事なんだそうです。

そうは言っても、どんなラッピング方法があるか、やっぱり気になるところ。

100円ショップに売っているもので色々工夫できますし、ホームセンターで売っている資材など意外なものが大活躍したりします。

探すのも楽しいのでぜひ色々なもので試してみてくださいね♪

参加された作家さん同士でも、近所で買えるおすすめのお店を紹介しあっていましたよ。

また島からの発送ということもあり、ラッピングによって送料が違ってくることについて悩んでいる人が多かったのも印象的でした。

「サイズと送料を調べてから、ラッピングを考えてみてはどう?」など、奄美市の作家さん同士でも意見が飛び交い、島ならではの話題で盛り上がりました。

上級・写真講座
「ネットで伝わる作品撮影をマスターする」

2日目は、作品に合わせた写真の撮り方を学ぶためのステップアップ講座を開催しました。

実物を手にとることができるイベント販売と違い、ネット販売で作品の魅力を伝えるには、写真が第一のポイントになってきます。

そのため、より売り上げをアップさせていきたい場合、写真でどれだけその作品の良さを伝えられるかがとても大事になってきます。

今回の写真講座は、午前はアクセサリー、午後はバッグやインテリアなど作品のジャンル別に行いました。

講座の主な内容はこちら

・撮影方法
 (基本編、世界観を考える編、ギフト編)
・作品の魅力を伝える写真とは
・販売する際に必要な写真とは
・minneで販売する際の写真の役割とは

その中でも、「作品の魅力を伝える写真」とは、どのような写真なのでしょうか。

魅力が伝わる作品写真を撮るには?

どの作品にも当てはまることですが、まずは使いなれたカメラで撮影してみましょう!

作品販売でまず目指したいのは写真のプロというよりも、作品の魅力を自分なりの方法で伝えていくことです。

講座中は、iPhoneとデジタル一眼レフで撮り比べた写真を見ながら「どっちで撮ったか当てるクイズ」をしてみたのですが、iPhoneでも一眼レフに負けないキレイな写真が撮れることに、みなさん「えー!」と驚かれていました。

まずは普段お使いのカメラやスマートフォンでどんどん撮ってみてくださいね!

他にも、自然光で撮った写真と電気の下で撮った写真の違いを知っていただくために、お席を回って写真をじっくり見てもらったり

小物の効果的な使い方についてお話しさせていただきました。

ボリューム満点の内容で今回のレポートではお伝えしきれないのが残念ですが、アクセサリーや洋服、バッグなどさまざまな作品をつくられている作家さんのなかには、午前と午後、両方に参加されている方もいらっしゃいました!

初級講座
「ネットを使って島からハンドメイド作品を売る方法」

最終日は、これからminneで販売をはじめたいハンドメイド作家さんや、minneをはじめたばかり!という方に向けた、初級講座を開催しました。

初級講座では、minneってどんなサービス?というところから、販売をはじめる時に最初のお悩みとして多い

・販売する際の適正価格の考え方
・作品撮影の基本
・作品説明の書き方

について丁寧にお話しさせていただきました。

今回参加された方の中にはこれから販売をはじめたいという方も多く、写真の撮り方や価格のつけ方について、熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

みなさまメモを取ったり、ひとつひとつの説明に「うん、うん」とうなずきながら聞いていらっしゃったのがとても印象的でした。

講座の最後には、しーまの前田さんより来年2月にあまみハンドメイド大賞・あまみハンドメイドマーケット開催決定の発表がありました!
今からとても楽しみです!

▼昨年のイベントの様子はこちら

講座終了後、記念撮影をパチリ!

またこの奄美の地で、たくさんの作家さんや素敵な作品と出会えることを楽しみにしております♪

あまみのハンドメイドを訪ねて

今回、アドバイザーの二木は初めて奄美を訪れたということで、奄美に到着してすぐに株式会社しーまさんが運営される「みしょらんCAFE」へ連れて行っていただいたり、全ての講座終了後には、前回あまみハンドメイド大賞で大賞を受賞された増田さんのお店におじゃましてきました。
その様子を少し、番外編でお届けします。

あやまる岬にある絶景カフェ「みしょらんCAFE」

CAFEでは奄美名物の鶏飯や島ラムネ、島のおばあさんが作った昔ながらの島菓子がいただけます。

こちらでは、奄美の伝統工芸である大島紬の柄をモチーフにした靴下やマスキングテープ、奄美で活動されるハンドメイド作家さんの作品も販売されていました。
▼abcom design products.さんの大島紬柄の靴下

2018年6月20日にオープンされた、アトリエ兼ミニショップ「FUETA」

あまみハンドメイド大賞2018で大賞を受賞された増田さんは、大島紬を使用した蝶ネクタイを販売する「amaminokaze」と、ポーチやバッグを販売する「FUETA」をminneで運営されています。

今回はそんな増田さんがオープンされた、アトリエ兼ミニショップ「FUETA」を訪れました。

あたたかみを感じる木の扉を開けると、お店には壁一面にハンドメイド作品が飾られていました。

さまざまな柄、形のポーチや、あまみハンドメイド大賞で大賞を受賞された作品、大島紬をアレンジして作られた「大島紬の蝶ネクタイ」などが素敵にディスプレイされていて、思わずワクワクしてしまいます。

店舗の隣のお部屋はアトリエになっていて、大きな職業用ミシンが鎮座し、これから作品になることを待っている生地や材料が所せましと並んでいました。
お気に入りの生地を見つけるとすぐに買い付け、いつでも制作に入れるよう常に準備をされているそうです。

店舗とアトリエを兼ねているので、できたてホヤホヤの新作がすぐ店頭に並び、それを目当てに地元の高校生や県外からもお客さんが訪れるそう。
数量限定の柄も多く、いち早く新作をチェックできるのは素敵ですね。

増田さんの作品はもちろん、店頭には増田さんがセレクトされた奄美のお菓子や他のハンドメイド作家さんの作品も並んでいて奄美の魅力が溢れる空間でした。

FUETAさんの作品

▼増田さんセレクトの奄美の作家さんが作るハンドメイド作品

奄美の黒糖などを使用した焼き菓子

大島紬の糸を使用したイヤリング

台風の影響で開催が危ぶまれる一幕もありましたが、皆さんの熱意のおかげでお天気に恵まれ無事に開催できました。本当にありがとうございました。


奄美市の作家さんの益々のご活躍を、これからも応援しています!


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